「翻訳外注サービス」そのメリットとデメリットとは?

翻訳

前回の記事では、翻訳者の人材派遣サービスのメリットとデメリットについて見てみました。今回は翻訳を外注する場合に抑えておきたいポイントを紹介していきます。

翻訳外注のメリット:安定した品質を保てる

翻訳を外注する場合、ひとつの翻訳案件に翻訳者だけでなくさまざまな人が関わり、安定した品質を保つことが可能です。例えば、翻訳後に誤訳や訳抜けがないかを確認する「翻訳チェッカー」、ネイティブの水準で正しく、自然な訳出になっているかを確認する「ネイティブチェッカー」、ドキュメントのレイアウトを整える「DTPオペレーター」などさまざまな人が翻訳工程のラインにいる場合があります。一ひとつの翻訳案件にどれくらいの人が関わるかは予算や納期によって調整できますが、複数の目を通すことで、翻訳を安定した品質に保つことができます。

翻訳外注のメリット:多言語・多分野対応ができる

翻訳会社の規模にもよりますが、英語だけでなくさまざまな言語に対応している会社もあります。社内翻訳者の場合、その翻訳者は日⇔英など対応可能な言語ペアがあらかじめ決まっていることがほとんどでしょう。そのため、製品マニュアルを複数の言語に翻訳したい場合など、多言語への展開を希望する際は、社内翻訳者の雇入れはおすすめできません。多言語展開が予想される翻訳の場合は、翻訳会社に外注した方が効率的でしょう。

また、翻訳会社の多くが、IT分野や医薬医療分野などの専門分野ごとに翻訳者を分類してデータベースで管理していることがほとんどのため、業界分野に精通した翻訳者をアサインしたい場合は翻訳の外注サービスが適しているでしょう。

翻訳外注のデメリット:コミュニケーションコストがかかる

翻訳を外注する場合、翻訳会社のコーディネーターが窓口となり、プロジェクトに応じて翻訳者をアサインして作業を進めます。一般的に、ドキュメントの文字数やワード数に応じた見積から始まり、表現や言い回しについてのルールを定めたスタイルガイドの確認、用語集の送付など、実際に翻訳作業に入る前に多くのコミュニケーションコストが発生します。また、翻訳作業中に急な変更があった場合でも、外注先のコーディネーターに修正指示を出さなくてはならないので、社内に翻訳者がいる場合とは異なりスピーディーな修正ができない場合があります。さらに、修正指示を出す場合も、修正の意図やニュアンスが翻訳者に伝わりきっておらず手戻りが増えてしまうかもしれません。

翻訳外注サービスのメリット
・翻訳品質を安定させることができる
・多言語、多分野対応ができる

翻訳外注サービスのデメリット
・コミュニケーションコストがかかる

※次回は、”翻訳DX”として注目度の高い機械翻訳について、導入時の留意点を紹介してまいります。

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