「翻訳者の人材派遣サービス」そのメリットとデメリットとは?

翻訳

「翻訳者の人材派遣サービス」と「翻訳の外注」はどちらが良いか

仕事上でドキュメントの翻訳をする必要が出た場合、翻訳会社に外注するか、翻訳者の派遣をお願いするかで悩んだことのある担当者も多いのではないでしょうか。実際のところ当社にも、その基準や線引きががよく分からないから相談したいという声が数多く寄せられています。

そこで、社内でドキュメントの翻訳案件が発生した場合に、どのように対応を切り分けた方が良いのかについて、それぞれのメリットやデメリットを交えながら考えてみようと思います。

まず今回は、翻訳者の人材派遣サービスのメリットとデメリットから見てみましょう。

翻訳者の人材派遣サービス:メリットとデメリット

翻訳を必要とするプロジェクトの期間が中長期に及ぶ場合は、翻訳者の人材派遣サービスを検討すると良いでしょう。ITや金融、マーケティングなど各専門分野の知識や経験のある翻訳者をアサインし、クライアント先に常駐させることで、集中的に翻訳作業をしてもらうことが可能です。

また、プロジェクトに急な変更があった場合にも、翻訳会社を介さずに社内で直接翻訳者に細かい指示ができるので、ドキュメントの修正指示が柔軟かつ迅速に対応できるのもメリットです。さらに、クライアント先に常駐しているため、会社独自の用語や言い回しへの理解や習熟も早く、品質面で安定したアウトプットを出すことができるでしょう。

そのため、中長期的に翻訳作業が発生するプロジェクトで、コミュニケーションコストを抑えつつ、安定した品質で社内の翻訳作業を進めたいという会社にとっては派遣サービスが良いかもしれません。デメリットとしては、派遣サービスの契約期間の単位が1カ月~3カ月で時給制のことが多いため、作業量が少ない場合は翻訳者の手が空いてしまい、コスト面で見合わない可能性があります。

翻訳者の人材派遣サービスのメリット
・翻訳の依頼や修正におけるコミュニケーションコストを減らせる
・会社独自の表現や言い回しなどを反映して、品質を安定させられる

翻訳者の人材派遣サービスのデメリット
・翻訳作業が少ないと、コストに見合わない可能性がある

※次回は、翻訳を外注した場合のメリットとデメリットを見ていきます。

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